合成タウリンと天然タウリン

タウリンには、天然と合成があります。それぞれどんなものなのか、まとめてみましょう。

 

・天然タウリン

自然界にある天然の食材に含まれるのが天然タウリンです。

 

魚介類に豊富ですから、いろいろな海の幸をたくさん煮出した煮汁などには、本当にたくさんのタウリンが含まれることになります。

 

魚介類でない場合には、牛の胆汁から抽出することも出来ます。

 

そもそもタウリンは、1827年にドイツの学者たちが牛の胆汁の中から発見して、ラテン語の「牛=タウルス」から取ってタウリンと名付けたと言われています。こうした天然タウリンを抽出したものが、食品添加物としていろいろな機能用食品に配合されています。

 

・合成タウリン

一方、自然界には無い合成タウリンはどうやって作るのでしょう。厚生労働省では、いくつかの化学合成によって生成出来る物質を医薬品のタウリンとして認めています。

 

「臭化エチレン」と「亜硫酸ナトリウム」と「アンモニア」の合成
「エチレンイミン」と「亜硫酸」の合成
「ニトロエチレン」と「亜硫酸水素ナトリウム」の合成

 

などです。

 

これらの合成タウリンは、よく私たちが耳にする滋養強壮のドリンク剤などに配合されています。

 

なんだか聞いたこともないような科学物質を混ぜて作ったものなんて、大丈夫?と思うかもしれませんが、当然医薬品ですから安全性の高い物質です。

 

日本薬局方が認めているのは、純度98.5%以上の合成タウリンです。

 

・天然か合成か?

天然タウリンが良いのか化学合成のタウリンが良いのか考える必要があるかどうかはわかりませんが、本能的にはおそらく、自然界から獲ってきた素材から自然に抽出したもののほうが身体に良いような気がする人のほうが多いかもしれませんね。

 

確かに化学合成のタウリンを配合した医薬部外品などには、お腹の不調に関する注意事項が書かれている場合が多いですが、それが問題とは言えないでしょう。

 

反対に、例え天然の素材でも品質や取り扱いによっては危険な物にもなりかねません。