タウリン不足と心機能低下

タウリンは、肝臓だけでなく心臓とも深い関わりを持っています。
タウリン不足が心機能を低下させてしまうリスクについてまとめてみましょう。

 

・心臓の中に多く存在

もともとタウリンは、心臓の中にとてもたくさん存在しています。

 

タウリンは筋肉を動かす時に必要な物資なのですが、心臓はほとんど筋肉で出来ていますし、常に休みなく運動している臓器ですから、絶対にタウリンは必要です。

 

動かすたびにタウリンはどんどん消費されていきますので、常に補給し、ストックしておく必要があります。飲食物から摂取したタウリンは、常に心臓の筋肉まで運ばれ、正常な運動をキープすることに使われます。

 

・不足はホメオスタシスを崩す

ホメオスタシスというのは、常に健康で正常な状態にあろうとする身体のはたらきです。

 

タウリンにはホメオスタシスを維持する機能がありますが、これが不足すると常に一定のリズムで運動している心臓の機能も弱まってしまいます。生命の原動力であるポンプの機能が弱まるということは、まさしく生命維持のリスクに直結する重大な事態です。

 

タウリンは優先的に心臓へと送られますが、体内で慢性的に無駄使いしているような場合には、心機能の低下という大きなリスクを背負うことになります。

 

・血圧の不安定

タウリンが心臓の機能に直接的に関わるということは、血圧にも深く関わるということです。

 

タウリンは高血圧症を改善したり、うっ血性心不全などの心臓病を予防するはたらきもあり、実際に医療の現場で医薬品としても使われている成分です。

 

逆に言えば、不足することがどれだけリスクの高いことかがわかります。

 

・冠動脈心臓病

近年、アメリカのニューヨーク大学医学部の研究で、高コレステロール値の人にタウリンを投与すると、冠動脈心臓病を予防する作用があると発表されました。

 

天然のタウリンには心臓保護効果があるという内容で、反対に言えば不足すると心筋梗塞などの冠動脈心臓病のリスクが高くなるということです。